息子の通っている幼稚園では、エレクトーンを教えてくれます。
エレクトーンを始めてから1年以上になりますが、教えられることが嫌いな息子が、意外にもやる気は持続しています。
今では両手を使って弾けるまでになりました。親的には、音符が読めて・書けて、簡単な物でも両手で同時に楽譜を見て弾けるだけで充分。よくやってますよ。
そんな息子の努力を褒めていた所だったのですが、ふと不思議に思う節がありました。
「この子音符、読めているのかしら!?」
今更っという感じなのですが、どうもおかしいのです。
右手担当になるト音記号は楽譜を見てどの音がドでレでミで・・・ということは分かっているのです。
が、左手担当になるヘ音記号の音符は、教えないと弾き始めないのです。
はじめの音と鍵盤の位置さえ分かれば、次からは特に問題なく弾くことが出来ます。
こんなやり取りが続き、なんとなく楽譜の左手のはじめの音符を指差し、「何の音?」と聞いてみました。
「わからない。」
・・・やっぱり。
どうやらへ音記号の音符は読めていないのです。
では今までどうやって弾いていたのか。どうやら一つの音符を基準に、一つ音階が上がれは一つ右の鍵盤を弾き、二つ音階が上がれば二つ右の鍵盤を弾く・・・という形で、乗り越えてきたようなのです。
これだけ出来ていれば充分なんて思っていたけれど、こんな適当なままほかって置くわけにはいきまん。
ということで、音符読み取り練習猛特訓開始です。
特訓と言っても、息子は教えられるのが大嫌い。その相手が親ならば尚更。
そこはさすが親、息子の性格を一番良く分かっている私は息子をのせる技も知っています。
何でも一番大好き・競争大好き息子の性格を利用して、「音符読み取り問題 何回100点取れるかな!?ゲーム」
使う紙は、子供たちの落書きなど使用済みの紙の裏を使いました。少ししか書かないのに捨ててしまうのはもったいない。ちゃんと役割をまっとうさせて、資源ごみにしたいと思うどこまでも節約な私。
メモ帳のように小さい紙もあれば、落書き帳のでかい紙もあります。
五線上の問題全て正解ならば100点。小さい紙には音符問題1つか2つしか書けないのでそれでも全問正解できれば100点。
ルールは加わり、一回間違えて次直すことが出来ても100点。
こういうのは何度もやることに意味があるので、最後までやる気を持続させることが大切。100点が欲しい息子に1は100点をたくさんあげればいいので、厳しくする必要はないのです。
息子の希望で30枚ほどやりました。・・・息子曰く3000点だそうです(笑)。さすがに30枚もやれば覚えます。結果オーライ、私の作戦勝ちです。
一日少しずつ毎日やればもっとスラスラ弾けれるようになるでしょう。
PR
COMMENT