いつかこんな大きなケガをする時が来るとは思っていました。
息子の普段の行動を見ていれば、避けて通れるはずはないともわかっています。
男の子なんだから、仕方がないよ・・・。
とはいえ、こんな怪我はしないに越したことはない。
明日からお休みという週末の晩、和室で一人で遊んでいた息子は高い所にある物を取ろうとガラスケースの上に乗り、ガラスが割れ、左足を17針も縫うという大怪我をしてしまいました。
時間は21時前、旦那が出張から帰宅し、お風呂から出、晩酌をしようと椅子に座った直後の出来事でした。
「ガッシャン!!」というただならぬ音に、一番に息子の元に駆け寄ったのは私でした。
「早く止血しろ!」という旦那の声で我に返る。立ち尽くしていたその間は1秒だったのか、2秒だったのか、もしくは1分だったのか今となっては分かりません。ドクドクと溢れる血をタオルで縛るだけで精一杯でした。
その後の私は終始パニック状態。診察時間外の救急外来になるのはわかっていても、行くべき病院が浮かんでこない。「〇〇病院は?△△病院は?」という旦那問いに、何も答えられない。私のそんな状態を察し、旦那の運転で車を走らせ、市民病院に急ぎました。
車の中で幾分落ち着いた私は、今向かっている救急外来のある市民病院に、息子は以前掛かったことがあることを思い出します。真っ先に思いつくべきだった病院を私は思い出せなかった。そんな自分を情けないと思いながらも、心臓の音がちっとも落ち着かない。
更に携帯電話を持っていないことに気づく。こんな時に2歳の娘も一緒に病院に向かっていることに気づく。お風呂上りだった息子は上着はシャツ一枚だということにも気づく。
病院に着き、息子を旦那に任せ、ともかく娘を実家に預けなくてはいけない。ついでに自宅に戻り、携帯電話と息子の上着を取りに行こう。
運転をしている間、「落ち着け、落ち着け・・・。」と何度も自分の胸をさすり、深呼吸をする。だいぶ落ち着いたと思っていたはずが、実家の母にどうして怪我をしたのか、怪我の状況はどんな感じかなどの詳細を電話でも一切伝えておらず、会っても詳しいことを言わず娘をお願いして実家を後にしてしまう。
取りに行った上着も今思えばおかしい行動です。足を怪我しているのに、なぜか前空き上着でないといけないと考え、クローゼットから冬服を引っ張り出しパーカーを持って車に乗っていました。時間が無い時に一体何をしているのか。
仮に前空きの上着を持っていかなければいけなかったとしても、普段使っている洋服ケースの中に夏服の前空きが一着あったのに。ともかくありえないほどのパニクリ状態でした。
子供の怪我にこれほどまでに、落ち着きと平常心を無くしていまうのかと信じられない。母親なのにいざとなった時、私は子供を守れないのではないかと自信をなくすほどです。旦那の帰宅がもう少し遅かったらと考えると今でもゾッとします。
今回の事故はもうすぐ6歳になる子供のすることでは無いと思います。息子には自分のしてしまったことが、どれだけ大変なのかを分からせなくてはいけないと思っています。
だからとて、親の私たちにも責任が無いとは思っていません。子供は想像も出来ないことをしてしまう物だと想定しておかなくてはいけないのです。目の届くところに危険な物を置くべきではなかったのです。
息子にとっても、私たち親にとっても、とてもショッキングで大きな反省をした一日でした。
PR
COMMENT
ああ・・・。
保育園児頃の行動ってとても危なっかしいよね(-_-;)
私も、4歳になる前に風呂で転んで後頭部を打ち、血管を切ったそうです(-_-;)
切れている場所が悪かったら、こうやって生きていなかったかもしれないという大怪我をしました(・_・;)
命を拾った代わりに、耳が聞こえなくなってしまったけれどね(-_-;)
うちの息子たちも時々危なっかしいけれどね、ずっと見張っているわけにはいかないから、難しいよね。
怪我が早く治るといいね。また、ここに遊びに来るね♪
子供は危険だねぇ。
小さな頃にそんなことがあったんだぁ。
でもすごいね。
そんなこと感じさせない強さがとっても魅力です。
旦那さんが惚れた理由が分かります(*^o^*)
お互い子供の怪我には注意だねぇ。